本日は成人の日です。2002年４月２日〜2003年4月１日生まれの人、成人おめでとう！！
2018年に、成人年齢の引き下げに関して、「民法の改正」が行われました。それに伴い、2022年4月１日をもって成人年齢が１８歳に引き下げられます。そこで、知っておくべきこと３選をまとめました。
・目次
①2022年４月１日から変わること
②成人引き下げでも変わらないこと
③改正の狭間にいる人はいつから「成人」するか
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①2022年４月１日から変わること
まず、法令で「成人」から許可されることに関して制限が撤廃されます。例えば、
・親の同意無しで契約ができるようになる。
ということです。「契約」といってもいろいろなものがありますが、携帯の契約・アパート等の賃貸契約・消費者金融などの貸借契約などが挙げられます。
特に、18歳というと、多くの人が大学生になる時期で、自由度がさらに上がるということが考えられます。私も、まだ成人していない19歳のときに、バイクを買おうとして親権者の同意が必要とあって「面倒だ」と感じたものです。その手間がなくなるのは、たしかにありがたいことだと言えますね。
しかし、社会に出て間もない人間が成人となるわけですから、金融トラブル・消費者トラブルが増加するのではないかという懸念もあります。
②成人引き下げでも変わらないこと
民法が改正されても変わらないものがあります。特に身近な例は、
・飲酒、喫煙は20歳からのまま
・公営ギャンブルは20歳から
・大型、中型運転免許の取得は20歳から
などです。心身に影響があるものに関しては、20歳からのまま、というわけですね。
しかし、パチンコは現在同様18歳からできるので、今と変わりません。やったね。
③改正の狭間にいる人はいつから「成人」するか
結論から言うと、2022年4月１日で18歳以上の人は即成人し、その日以降に18歳になる人は、18歳の誕生日を迎えると同時に成人します。要は、2022年4月１日時点で、
・2003年4月１日以前に生まれた人…すでに20歳のためすでに成人
・2003年4月１日生まれの人…この日に20歳になるのでその日に成人。成人年齢は20歳。
・2003年4月2日〜2004年4月1日生まれの人…19歳なので（18歳以上なので）、その日に成人。成人年齢は「19歳」。
・2004年4月2日〜2005年4月1日生まれの人…18歳なので、その日に成人。成人年齢は「18歳」。
・2005年4月２日〜に生まれた人…17歳以下。成人ではない。
つまり、成人年齢は20・19・18歳の３種類があるということになります。
成人が18歳であるのは、世界でも80％の国に及び、日本の20歳はむしろマイノリティであると言えます。若者の社会進出の促進、及び世界のスタンダードに合わせるという形での「成人引き下げ」。
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